美術館
私が好きな美術館トップ3の中に入る美術館のひとつが、森美術館。 常設展示を持たず、企画展に特化した美術館としてはさすがというべきか、毎回企画展がものすごく面白い! 特に、現代アートや建築に強い印象があって、私の好みドンピシャの美術館なのだ。 …
目次 川崎市岡本太郎美術館 モニュメント「母の塔」 館内へ 「夜」と「まひるの生物」 彫刻作品は樹のモチーフが多い 根源にあるもの 番外編:ミュージアムショップ 関連:草間彌生とも通じるものがありそう? 関連書籍 ここ数年、仕事や勉強やいろんなこと…
目次 数字はアートか? 宮島作品との出会い:森美術館「カタストロフと美術のちから」展 再会:東京都現代美術館 コレクション展 宮島作品が現代人を魅了する理由:千葉市美術館「宮島達男 クロニクル 1995-2020」 数字とは何か? 【参考】森美術館「STARS展…
環境音に「耳を澄ませる」ということを、あまりしなくなった。 外を出歩くときは、できるだけ外界からのストレスをシャットアウトするために、耳にイヤホンを押し込み、視界はスマホのスクリーンの世界に潜ったまま、目的地まで、まっすぐ足早に歩く。 満員…
森美術館の美術展は、いつもセンスがいい。 その内容の濃さは、美術鑑賞というにはあまりに味気ない、もはや哲学の域だ。 以前の「宇宙と芸術展」も素晴らしかったけれど、今回の「日本の建築展」も、期待を裏切らない面白さだった。 www.mori.art.museum 古…
二カ月ほどものを書くことから離れていて、随分とご無沙汰になってしまった。 スランプというのか、どうにもこうにも言葉が出てこず、ただただ飢えたように読むばかりの二か月間だった。 自分のことばを文字で綴っていくという行為そのものが、まるではらわ…
先日、山梨県立美術館で開催されているヴラマンク展へ行ってきた。 ヴラマンクは、マティスやドランと並んで、フォーヴィズムの画家として知られる。 そのヴラマンクが、画家でありながら、優れた文筆家でもあったと聞き、ビビッときた。 有給休暇の当日朝に…
東京で開催されている美術展に行くと決まって、芸術作品の見方について考える。 絵画をいかに解釈するかとか、どういうふうに鑑賞するべしとか、そういう頑固親父みたいな説教を垂れるつもりなのではなくて、「絵を見る場の様子や雰囲気って、どれほど鑑賞者…
ジャコメッティの彫刻は異様に細い。 ちょっと真似して描いてみるとこんな具合である。 馬鹿にしているのかと怒られそうだが、本当にこんな感じなのだ。 http:// https://en.wikipedia.org/wiki/Alberto_Giacometti 初めてジャコメッティの彫刻に出会ったの…