本
昨日は、大雪による混雑で長時間ホームで待たされ、凍えながらやっとの思いで帰宅した。 あまりの寒さにろくに景色も楽しめなかったのが悔しく、温かい家の中から外を覗いてみたら、見事な雪景色だった。 しんしんと降る雪は、雨と違って音を立てない。 家屋…
今週は何年かぶりに盛大に風邪をひき、家に閉じこもってうんうん唸っていた。 ようやく回復してきたが、まだちょっとフラフラして遠出するほどの体力もなく、でもずっと家にいるのも悔しい。そこで近所の図書館でリサイクル市をやっているのを思い出し、リハ…
自慢ではないが、私はかなりの方向音痴だ。 入り組んだ道になると一体自分がどこから来たのかすぐに分からなくなるし、「こっちかな?」とあてずっぽうで歩くと、だいたい目的地とは逆の方角に歩き出している。 だから街を歩くときは、GoogleMapがないとどこ…
『表現のたね』という本を読んだ。 作家でありミュージシャンでもあり、自称”日常編集家”だというアサダワタルさんの著書である。 この本を買ったのはもう二ヶ月以上も前で、ブックイベントに初めて足を運び、本屋さんとの楽しい会話につられてついつい買っ…
現代は、特に東京という街は、情報がとにかく多い。 人も、文字も、デザインや絵や音楽も、いたるところに充満していて、それはつまりインスピレーションが山ほど湧くということでもある。 否が応でも毎日たくさんのインプットをしているのだから、書きたい…
仕事も趣味も目ばかり使うくせに、昔から目が弱いので、寝る前には間接照明やキャンドルに切り替えるようにしている。 枕元に積んである本をあれこれ拾い読みしながら、眠気が来るのを待つ。 最近、常々気になっていた、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』を読み始め…
人間の生活は、どんどんキレイになっている。 適温に調整された室内、雨にぬれずに一日を過ごせる街、 お掃除ロボット、ヘルスケアのアプリ、 カード決済、クラウドファンディングやネットビジネス、 ノンカフェインのコーヒー、ノンアルコールビール、ター…
Merry Christmas! さて、クリスマスの今日、九州の実家にいる叔母から素敵なプレゼントが届いた。 叔母はとても料理が上手で、自家製の味噌やお菓子などが詰め込まれた段ボールを時々送ってくれるのだが、今回はその中に、とびきりのプレゼントがまぎれてい…
「小説」は文字だけで作られるものだが、「本」となると話は変わってくる。 絵本でなくとも、子供向けの本には挿絵が入っているし、たとえどんなに有名な文豪の作品であっても、表紙には必ずといっていいほど何かしらの絵かデザインが施されている。 いくら…